Did Saakashivili Lie?

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サアカシビリ大統領は嘘をついたのか?


グルジアの指導者を疑い始めた西側諸国

コーカサスでの戦争から5週間、グルジアのサアカシビリ大統領に対する雰囲気が変わりつつある。西側の情報機関がトビリシ側の言い分を否定し、大西洋の両側から、(グルジアの主張とは別の)独立した調査を求める声が上がっている。

基督歴2008年9月15日  00時00分
SPIEGEL職員より

 

(オバマがどうした、クリントンがどうした、という描写なので中略)


グルジア政府は、戦争は8月7日木曜日の午後11時30分に始まったと主張し続けている。その説明によると、約150台のロシア軍車両がコーカサス山脈の下を通るロキトンネルを通って南オセチア分離主義共和国のグルジア領土に侵入したといういくつかの情報を受け取ったのはこの時であったという。グルジア側の発表によると、彼らの目的はツヒンバリで、午前3時から追加の軍用隊列が続いた。

 

どちらが先制攻撃を行ったのか?

責任の所在を明らかにする事には多くの事象が掛かっている。戦争の後、西側諸国はグルジアのような国を本当にNATOに受け入れたいのか、特に同様の紛争が発生した場合、コーカサス地方に軍事介入しなければならないことを意味するのか、自問自答しなければならなくなった。そして、米国と同じように自国の勢力圏を守ろうとするように初めて行動したロシアと、今後どのような協調関係を築いていくべきなのだろうか。

8月の5日間にわたる戦争を再び考察する試みは、一つの重要な問いを軸に展開している。それは、「どちらが先に軍事攻撃を行ったか」という問いかけである。
NATOや欧州安全保障協力機構(OSCE)が発表する情報は、南オセチアの首都ツヒンバリの戦いの最盛期における公式発表とは異なる構図を描いており、欧米の政治家たちの疑念を誘っている。

グルジア政府は、戦争は8月7日木曜日の午後11時30分に始まったと主張し続けている。その説明によると、約150台のロシア軍車両がコーカサス山脈の下を通るロキ・トンネルを通って南オセチア分離主義共和国の(グルジア領土)に侵入したという連絡を受け取ったのはこの時であったという。グルジア側の発表によると、彼らの目的はツヒンバリで、午前3時から追加の軍用隊列が続いた。

「我々は、ロシア軍がグルジアの村々に到達する前に阻止したかった」とサアカシビリ氏は最近SPIEGEL誌に語り、自軍に与えられた行軍命令を説明した。
「我々の戦車がツヒンバリに向かったとき、ロシア軍は街を爆撃した。ツヒンバリを瓦礫の山にしたのは、我々ではなく、ロシア軍であった。
しかし、欧州安全保障協力機構(OSCE)の報告によると、状況は異なっていた。

(略、自分で考えてください)

 

以上です。

SPIEGELについては以下のリンクを参照

ja.wikipedia.org

真実は見えるか?