エミュレータ

エミュレータは、TF版 emz2000 linux版を使っています。

 

十年一昔、私もGNUに憧れて、debianをインストールしたり、「伽藍とバザール」や「gnu宣言」などの一連の文章を読んでいました。

私には debian gnu が一から組み立てる分には、ツールの説明が平易でよかったです。しばらくは「apt-get でいいじゃない!」と敷居の低さに喜んでいました。「おじさんにもわかる。」これは良い、とばかりに仕事ではCygwinを入れてました。

 

最初 EmuZのことを知りました。早速自宅のマッキントッシュでメイクしようとして失敗しました。Mac portsfink も試しましたが、難しかったです。OSのバージョンアップと、ポートのバージョンアップの整合を取る事が私には出来なかったので諦めました。

 

エラーログから自力でプログラムや設定ファイルを修正することが出来なかった。その時点で私にオープンで自由な人たちに加わる資格なしです。

 

あれから10年、mzのエミュレータを動かしたいだけで、またdebianを選択しましたが、apt-get に頼りっぱなしです。 ありがとう、debian

 

 

 



こんにちはマイコン(再び

こんにちは。初めまして。私の名前はかっぱのおじさんです。私は西暦1984年から10年ほど汎用機の技術者をしてました。

 

1994年頃、32bitマイコンが次第に流行になってきたのに調子に乗って思い切って会社を辞めたはいいが、うまくいかずに大失敗してしまいました。技術畑から退場し、今は故郷でひっそりと暮らしています。

 

 32bitから先のマイコンは私には難しすぎました。そのソフトウェア(ドキュメントが支離滅裂、よく落ちる、すぐ変わる)も、ハードウェア(規格があいまい。すぐ壊れる、よく変わる)も私には理解することができず。なによりマインドウェアが(例えばゲイツ氏、ジョブズ氏、ガイカワサキ氏のように)世界を変える(あるいは支配する)企み事をしては寝不足でギラギラしている粗野な感じがして、おじさんには全てが苦手でした。若い皆さんにとっては見当のつかないことでしょうね。32bitから先のマイコンが嫌いでしょうがない感覚って。多分、私が汎用機を中途半端にかじってしまったのが悪いのでしょう。

でも、マイコン全部が嫌いなわけじゃあないんです。8bitから16bitまでのマイコンは当時高校生だったおじさんに「将来はコンピュータ技術者として生きて行きたい」と決心させる程の憧れでした。好きだったんです。

あまりにも好きすぎて、大学よりは高専を狙い、さらに親にねだってYMCAにタッチタイピングを習いに行った程です。高専はすべりましたが、タッチタイピングはどうにかものにしました。(周りの女子に比べるとぜんぜん下手くそでしたけど。)

「技術者たるもの手元を見ずに両手でタタタっとキーを打たないで、どうするんじゃ!」という理想像が私にはありました。無駄にませガキだったんですね。高専にうかる学力もなかったくせに。


今私は高校当時の憧れをもってマイコンに接し直そうとしています。このブログを開設したのはおじさんの大好きな8bitマイコン sharp mz-2000 について語っていくためです。 よろしくお願いいたします。

 
おじさんが所有するmzはもう20年前に壊れています。故障箇所は把握しており、いつか治すつもりで保管しています。このブログで修理の過程を報告できればと思います。

 実機の使えない今はエミュレータを使っています。このエミュレータ環境を整えるまでにおじさんは半年もかかりましたが、やっとこしらえることができました。

うそです、ごめんなさい。本当は技術的、人間的に未熟者だったからです